ママ留学記@ハーバードビジネススクール

2歳の息子を連れ、主人と2人揃ってハーバードビジネススクールに留学している一家の記録。日々の生活の様子に加え、MBA受験の経験談や、「ワーキングマザーとしての成功」に関する考察を共有したいと思います。

新学期の始まり

約1ヵ月の長い冬休みが終わり、いよいよ春学期が始まりました。

 

春学期という名前はついていますが、ボストンはまだまだ冬、真っ只中です。ですが、今年は暖冬のようで、今日も1月にも拘わらず7℃と比較的寒くない1日でした。

 

朝8時から始まっていたセクションでのWelcome Back Breakfastに参加し、セクションメートとキャッチアップ。旅行、就職活動、SIPと呼ばれるOptionalの授業など、皆それぞれ違った冬休みの過ごし方をしていたよう。リラックスした雰囲気の中、初回の授業が始まりました。

 

春学期の授業は?

春学期も秋学期同様、選択授業はなく、以下5つの科目を学びます。

BGIE:Business, Government and the International Economy
FIN 2: Finance 2
LCA: Leadership and Corporate Accountability 
STRAT: Strategy
TEM: The Enterpreneurial Manager

 

今日はBGIEとFIN 2の授業。
BGIEは基本的にはマクロ経済。他の科目が企業(The Firm)とリーダー(The Business Leader)に関して学ぶものである中、この科目はその企業やリーダーが活動する国や社会といったContextを学ぶというもの。今日のケースはシンガポールに関するもので、なぜシンガポールが急成長したのか、今後抱えうる問題は何か、そしてこの例から何が学べるのかといったような内容を議論しました。

FIN2はFIN1の延長のようなもの。今日はPromised returnとExpected returnの違いや、Economic disressとFinancial distressの違いなど今後も議論に上がってくる基礎的なコンセプトの紹介となりました。1ヵ月ぶりのIRRの計算も何とかフォローすることができたり、久々の発言もなんとかできて、とりあえず一安心。

 

春学期の目標

新しい学期の始まりということで夫婦で"New Year's resolution"は何かという話をしました。旦那は勉学により力を入れるのに合わせて、金曜日にカレー(もしくはシチュー・ハヤシライス)を作ることをルーティーンにして家事を楽にするという面白いアイデアを出してくれました。共働き向けの料理キットのスタートアップを考えていた友人曰く、1回の夕食準備にかける時間が1時間を超えるとサステイナブルではなくなるそうです。それを聞き、金曜日に作って土日は何も作らなくて済むようにするのがいいのではと考え付いたよう(笑)。私としては金曜日から日曜日にかけて料理をしなくて済むのは本当に楽なのでありがたい限り。

 

私の方はというと、

 

週1でヨガ、週1でランニング、計週2回はジムに行く

ブログを頑張って続ける

無理せず勉強をする

 

というお気楽な感じの目標となりました(笑)

この新学期の目標について話している最中に発見したのは、旦那は「プレッシャーのあるものとないものがいいバランスであり、且つそれをルーティンでこなしていく」ことが好きであり、一方私の方は「ルーティンでなくていいが、To doを自分でコントロールして日々を過ごせること」が好きということ。お互いの心地よい過ごし方ができるように夫婦で協力していこうという話になりました。

 

初日を終えて

初回の授業だったからか、先学期に比べ、授業中の挙手率が下がったような気もして、クラスも休み明けの少しゆるっとした空気が流れていました。先学期の成績もわかっているので、皆それぞれ勉強にかける労力を調整してきているのもあるのかもしれません。

とはいえ、久々の80分×2の授業はやはり疲れました。帰宅後は、テレビやベビーカーが壊れてしまったので、新しいものをAmazonで見たりして予習が思ったように終わらなかったり、夕食に作ったミートローフをオーブンから取り出すときに豪快にぶちまけてしまったりと疲れもたまりましたが、息子がトーマスのおもちゃで遊んでいる時にケースの残り数ページを読んでいたら、「○○(息子の名前)ちゃんもべんきょうしようかな~」とニコニコ言いながら、おもちゃの説明書を読んでいたのを見て、ほっこりした気持ちで1日を終えられました。息子のように「勉強はわくわくするもの」というマインドセットで今学期を過ごしていきたいと思います。