Virgin Atlanticに乗ったらベビーカーがばきばきに壊れた件
トレーニーとしてロンドンに住んでいる妹に会いに、息子と二人でロンドンに来ました。息子と二人での長い空の旅を終えて喜んでいたところ、Heathrow空港に着いたらベビーカーが壊れていて大きなショックを受けたので、どのように対応したかをお伝えしようと思います。(航空会社によって対応が違うと思いますので、一つの参考としてご覧ください。)
壊れるまでの経緯
息子と二人で飛行機に乗るのは今回が初めて。
ボストン⇔ロンドンの往復が大人1人$300ドルというお得なVirgin Atlanticを選択。
子連れということで優先搭乗、子供の食事も大人と同じもの、CAさんもフレンドリー、映画のセレクションもまぁまぁと比較的満足な空の旅。
(何よりも息子が7時間弱のフライト中、3時間も寝てくれたことが快適だったことの大きな要因だったことはたしか。)
搭乗口で預けたベビーカーが降り口すぐに届いていることを確認し、一安心。
と思ったのもつかの間。息子を乗せて、さぁ押そう、とすると、、、
ハンドル部分がぐにゃっと曲がりました。
「えええ!?」と思って確認すると、ハンドル部分がばきばきに折れているではありませんか・・・!!ちょうどハンドルの高さを調節するためにフレームの中にワイヤーのようなものが入っていたので、それで辛うじて繋がっているという状態。これは完全に壊れているので、航空会社に対応してもらうことに。
荷物が壊れた場合の対応
とりあえずぐらぐらのまま、荷物受取場(baggage claim)にあるVirgin Atlanticのカウンターに向かいました。税関を通り過ぎて出てしまった後に気づくと対応してもらえないこともあるので、必ず荷物受取場にある航空会社のカウンターに行くことをオススメします!
スタッフの方に、ベビーカーが壊れたこと("My stroller is damaged".)をお伝えすると、丁寧にお詫びされた後、すぐにレポートを作成してくれました。名前、住所、電話番号を紙に書き、ベビーカーの使用年数と購入金額を伝え、登録自体は5分くらいで終了。PIR(Property Irregulartity Report)番号の書かれた用紙を渡され、この後の対応はbaggage claimのチームに直接連絡を取ってほしいと言われ、とりあえずその場を後に。
後日、用紙に書いてあった番号に電話をかけると、今後の対応を説明されました。
まずはVirgin Atlanticが提携している修理会社に連絡し、ベビーカーの状況を見る。その後、修理可能か確認し、修理可能な場合は修理。難しい場合は、新しいベビーカーと交換(Replace)してくれるとのこと。使用年数1年当たり10%価値を償却するとのことで、その金額分だけ返金してくれるらしいです。(我が家の場合は、6万円ほどでベビーカーを購入し、2年間使用したので、20%価値が下がるという計算。)
ちなみに今回は6日間の滞在なのでその間でどうにかならない場合は、また別途違う対応をしてくれるよう。とりあえず電話を切った後も、すぐにConfirmationのメールも来て対応はしてくれそうなので、一旦待つことにしました。
翌朝、約束通り朝一で電話が入りました。今回は滞在中の修理は不可能ということで、購入金額から償却分を抜いた金額をいただけるとのこと。ポンドではなく、USドルでいただけるというのもとてもありがたい話です。口座情報などを入力するリンクがメールで送られてきたので、そちらに内容を書き送信。これで全ての手続きが完了です。
担当の女性の方がとても親切、且つしっかり仕事をしてくださる方だったので、壊れてから3日で全ての手続きが終わり、対応は満足のいくものでした。
まとめ
ベビーカーだけでなく荷物が壊れていないか受け取った時にしっかり確認することが大事だと改めて気づかされた事件でした。その後の対応も時間が経つと対応してもらえないこともありそうなので、とにかく早めに対応することも大事ですね。
ちなみに荷物が届かなかった(delayed)の場合、届くまでの期間に必要な必需品を購入するとその分返金してもらえるというシステムもあるよう。海外の場合は、とにかく言ったもの勝ちというところがあるので、遠慮せずに必要なものは必要としっかり伝えることが重要そうです。そうでないと「大丈夫だった」と判断されて、何もしてもらえないかもしれません!
ガムテープで応急手当をしたベビーカーでの行動は大変ですが、たまたま出張でロンドンに来ていた父と再会したりと久々の家族との時間を楽しみたいと思います。