ママ留学記@ハーバードビジネススクール

2歳の息子を連れ、主人と2人揃ってハーバードビジネススクールに留学している一家の記録。日々の生活の様子に加え、MBA受験の経験談や、「ワーキングマザーとしての成功」に関する考察を共有したいと思います。

V-Day!HBS初のオンライン授業

今日はHBS史上初のオンライン授業が行われた。

 

1週間の春休みを経て久々の授業だったこともあり朝は少々緊張。旦那は2階の勉強部屋、私はリビングルームでそれぞれパソコンを広げ準備。Amazonで頼んでいたAirPodが配達されていなかったので、結局イヤホンはなしで授業を受けることに。(ちなみにAirPodは授業が終わったくらいで届いたので明日から使おうと思う。) 

 

今日の1限目はFinanceの授業。教授も少し緊張した面持ちで、オンライン授業をどう行うかなど簡単に説明し、いよいよ授業スタート。今日はコール、プットなどオプションに関するケースだったが、ケースというよりもとにかくオプションについて説明・議論するという流れに。

 

私は授業早々に、手を挙げるボタンをクリックし、バーチャル挙手デビュー!

 

開始早々だったこともあり、あまり挙手している人も少なく、教授に当ててもらうことができ、初オンライン発言!

 

ミュートを解除し(教授の方がミュートしてくれるのかなぁと勘違いしていたため名前を呼ばれた後少し遅れてミュート解除)、コメントを30秒くらいささっと話して、さっさとミュートに切り替え、発言終わったよアピール。

 

教室で90人以上の学生のいる中で、全員に聞こえるようにかなり大声で発言しなければいけない状況に加え、自宅でただパソコンに向かって話すだけなので、プレッシャーは相当少なくなっていることに気づいた。大勢の前で英語で話すということには変わりないのだが、実際に人が目の前にいるのといないのでは精神的にかなり違いがあるんだなぁと改めて感じた。

 

内容も内容だったため、議論というよりかは基本レクチャーのような形で、その中で生徒にいくつか質問を投げかけ答えさせるというような形式で授業は進められた。Financeが苦手な私にとっては議論中心よりレクチャー中心になったのでわかりやすかったし、初めてのオンライン授業にも拘わらず教授もパソコンとiPadを駆使して、黒板にいつも書いているように生徒の発言を記したり、グラフを描いたりとかなりスムーズだったので、結構満足度は高め。

 

 

2限目はTEMの授業。

こちらは授業中に3-4人のスモールグループに分かれての議論なども途中で入り、一旦そのグループだけに切れ替わった後、また全体のグループに戻るというオペレーションがあったのだが、この際に普通だと制限時間の後に全体のグループに自動的に戻るのだが、なぜか戻れない生徒もいたよう。私は普通に戻れたから問題なかったが、途中戻れなかった学生のことを考えると可哀そうでならない・・・。

 

授業の最後にはあらかじめ撮ってあったケースのプロタゴニストのビデオが流されたが、教授のマイクがミュートになっておらず、思いっきりエコーして何を言っているかわからないという状況もあったりと、少しテクニカルイシューが多く発生してしまったという印象。

 

FINに比べ、こちらは教室でのディスカッションベースの進め方にかなり近かったし、テクニカルイシューがありながらもしっかりと時間内に授業も終わり、初めてのオンライン授業にしてはものすごくスムーズだったなと思う。

 

ちなみに旦那のクラスでは、「オプショナル」としてそのまま20分程コロナウイルスの状況に絡めたディスカッションがあったらしく、トピックとしては面白いと思うが、アジアから受けている学生もいたり、子供の面倒を見ながら授業に出ている学生もいたりと様々な状況で授業を受けているので、授業の時間はしっかり守った方がいいのではないかと思ったし、授業に出ていた旦那も同意見だった。

 

まとめ

初めてのオンライン授業。教授も学生も色々な気持ちを持って参加し、うまくいったところ、うまくいかなかったところなどまだまだ100点には遠いのは間違いないが、とにかく無事に初日が終わったなぁという印象。

 

HBSの歴史に残ることに間違いのないこのV-DAYに参加することができて、ちょっぴり誇らしい気持ちで今日を終えようと思う。