ママ留学記@ハーバードビジネススクール

2歳の息子を連れ、主人と2人揃ってハーバードビジネススクールに留学している一家の記録。日々の生活の様子に加え、MBA受験の経験談や、「ワーキングマザーとしての成功」に関する考察を共有したいと思います。

Lunar New Yearのイベントに参加してきて思ったこと

今日はセクションの仲の良い子達が、Lunar New Year(旧正月)のイベントを開催してくれたので、息子と主人を連れて参加してきました。

 

春節と聞くと、とにかく多くの中国人観光客が世界各国に訪れるイメージが強いですが、今年はコロナウイルスもあり、人数は少ないのでしょうね。上海に住んでいる兄によると、兄の婚約者が一週間前辺りにご両親を空港まで見送りに行ったところ、空港はほぼ人がおらず恐ろしいほど静まり返っていたようです。

 

HBSにもコロナウイルスの影響は出始めています。今のところ感染者は出ていないようですが、5月に行われるFGIというプログラム(海外の各国でグループに分かれ、コンサルティングのようなプロジェクトをするもの)で、上海と深センに行くグループは中国行が中止となり、他の国に振り分けられることが決まりました。FGIの直後にHBS恒例のJapan TrekというHBSの学生170人くらいを日本に連れていくイベントがあるのですが、そちらに影響が出ないか今から心配しております。。。日本での状況が悪くならないことを祈るばかりです。

 

コロナウイルスに話が逸れてしまいましたが、今日行ったイベントは、中華料理のケータリングを食べ、その後旧正月についてのクイズがあり、最後に中にゴマやピーナッツのペーストの入ったお餅をデザートに食べるというまったりとしたイベントでした。今回参加したことで、中国の文化や旧正月について知らなかったことを知ることができたので個人的に楽しかったです。

 

旧正月について学んだこと:

  • 旧正月はLunar calendar(太陰暦)に基づいて時期が決まる
  • 期間は約15日間
  • 旧正月で爆竹を鳴らすのは、もともと旧正月はモンスターを追い払う意味があったから
  • 旧正月を祝日としている国は中国や台湾だけでなく、韓国、ベトナム、シンガポールなど東南アジアの様々な国がある
  • 旧正月の時に飾る漢字で、「招」、「財」、「進」、「宝」の4文字を一つにした文字がある
  • 旧正月で一番大事なことは家族との繋がりの大切さを再認識すること

 

毎年ニュースで春節のことは出てくるし、なんとなく知っている気持ちでいましたが、知らないことがまだまだたくさんあるんだなと改めて感じた日になりました。

 

私のセクションは10セクション中2番目に国籍の数が多いセクション。つまり、他の国について知るのには最適なセクションです。この貴重な環境で過ごせるのも、あと3カ月。できるだけ色々な人と話して、より色々な国や文化の理解を深められたらいいなと思います。