ママ留学記@ハーバードビジネススクール

2歳の息子を連れ、主人と2人揃ってハーバードビジネススクールに留学している一家の記録。日々の生活の様子に加え、MBA受験の経験談や、「ワーキングマザーとしての成功」に関する考察を共有したいと思います。

夫婦の会話が減ってきた!?そんな時に試してほしいこと

留学に来てから減ったもの・・・

お金!!

夫婦共に学生なので収入源はなく、高い学費、生活費、そして子供の保育料と、日々貯金が削られいつ底をつくのかとひやひやしております。

もう一つ減ったと思ったもの、それは・・・

夫婦の会話!!

MBA留学に来てからというもの、ケースを読んだり、リクルートメントイベントに顔を出したり、セクションのイベントに行ったりととにかくやることが多い上、洗濯、掃除、料理、子供の面倒を夫婦2人で分けてやってきたため、夫婦でゆっくり座って話すなんていう機会がめっぽう減ってしまったわけです。また話す内容が、ケースの内容や授業の話など、HBS関連の話ばかりになって、会話の彩りが減ってきてもいました。

冬休みでプンタカナに旅行中、子供が寝た後ベランダで海風を感じながら、「夫婦の会話が減ったよね」という話をした私たち。今年はもう少しちゃんと会話をしようということで、何ができるか考えてみました。

 

1. 携帯を見る時間を減らす

ご飯を食べ終わって一息ついた時。お出かけしている時に休憩がてらカフェに入った時。お布団に入って寝る前の数分。こういうちょっとした時間、意識することもなく携帯を開くことが多い。MDD研究所の「2018年版:スマートフォン利用者実態調査*1によると、スマホの利用時間は1日「2時間以上3時間未満」が24.1%の最多。ついで「3時間以上4時間未満」が18.5%が2位となっています。

例えば夫婦二人共が1日3時間スマホを見ていたとして、同じタイミングでなく別々のタイミングで見ていたとしたら、1日計6時間もの間どちらかがスマホを見ていることになります。

1日お互い少なくとも15分はスマホを見ずに話す時間を作る。

まずは時間を捻出することから始めてみましょう。

 

2. 食事の時の座り方を変えてみる

我が家はアイランドキッチンがあり、ダイニングテーブルを買わなかったので、家族横並びに座って食事を取っていました。(図参照)これだとお互いの顔が見えず、旦那曰く「一蘭で食べている感じ」がしていたとのこと。急いで食べて、お水飲んだら席を立たないと・・・という慌ただしい気持ちになっていたようです。

今更ダイニングテーブルを置くスペースもないので、座り方をちょっと工夫。横並びではく、L字のような形にして、子供を間に挟みながらも顔を見て食事ができるようにしました。こちらの方が、もくもくと食事をするというよりは、相手の様子を見ながら食事ができるので、より温かみが増したような気がします。

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座り方を変えてみた

共働きの場合、ゆっくり一緒に過ごせる時間を確保するのは難しいので、少なくとも食事の時間は質の高い時間を過ごせるように工夫してみましょう!もちろん食事をしながらスマホを見るのはNGです!!

 

3. ビーチ等のんびりできるところに旅行に行く

共働きの場合、夫婦揃って休みを取ることが難しいかもしれませんが、もしそれが可能ならば、1週間くらい旅行に行くのも◎!!特にビーチ、山など、のんびりできるような場所がオススメ。子連れでばたばた観光すると疲れが溜まってゆっくり話す時間もなくなるので、何もしない贅沢を味わいながら、いつもは話さないような深い話をしてみるのもいいかもしれません。

 

4. 日々の不満をたまにはぶつけてみる

毎日慌ただしく過ぎて、イライラすることがあっても、それを伝えるエネルギーすら残っていないこともありますよね。「これを言ったら相手が怒るかもしれない」、「喧嘩するくらいならスルーした方が楽」、「もう改善してもらう期待すらしていない」・・・などなど不満をぶつけるのをやめてしまう理由は色々あるでしょう。私も喧嘩するのも疲れるので、まぁいいやと思ってしまうことが多々ありました。

ですが、そうするとちゃんと会話しなくなるどころか、どこかでイライラが積もって爆発してしまい、夫婦関係に元に戻せないような歪みが生じてしまうかもしれません。一度、子供が寝た後、ゆっくりとお互い向き合って、話してみるのも大事。「あなたのここが嫌だからこう直してね」というよりも、「関係をよりよくしたいから、今自分が思っていることを伝えるし、あなたが今どう思っているのかを知りたい」という双方向のコミュニケーションが成り立つようなトーンで話す方がいいでしょう。

 

いかがでしたでしょうか?毎日顔を合わしていると、今この瞬間話さなくてもいいやという気持ちが積もって、なかなかゆっくり話すことがなくなってしまいますよね。我が家もこれから上記のことを試しながら、より彩りのある夫婦の会話を楽しんでいこうと思っています。